ピルスナービールとは?日本でたくさん飲まれる理由やおすすめを徹底紹介!

ビール好きなら誰もが聞いたことがあるであろう、「ピルスナービール」。
「名前は知ってるけどどんなビールかわからない」「他のビールとどう違うの?」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
筆者は昔知ったかぶりをして恥ずかしい思いをしたという苦い経験を持っています…

今回はそんなピルスナーの魅力や歴史、美味しい飲み方を深掘り紹介していきます!これを読めばピルスナービールの全てがわかります!

は日本人はみんなピルスナー大好き?味や他との違いを解説!

ピルスナービールって日本人の日常にどれほど浸透したものなのでしょうか?
筆者は昔全然ビールに詳しくなく、イメージだけで勝手に「ピルスナーって非日常なビールな気がする」と思い込んでいました(笑)

しかし実はピルスナーは昔から日本人に愛されてきたビールなのです!
そのためビールを飲んだことがある日本人なら誰もが一度は口にしたことがあります!

日本のビールの〇〇%はピルスナー!理由は"日本の気候"

そんな日本人と密接に結びついているピルスナービールですが、いったい日本ではどれほどのピルスナーが流通しているのでしょうか?

驚くことにその割合なんと99%!キリンの一番搾りやアサヒのスーパードライなどいつも飲んでいるビールは実はピルスナーに分類されるビールなのです。

冷えたピルスナービール

これだけピルスナーが日本人に愛されている背景には日本の高温多湿な気候があります。

ピルスナービールは「冷やすとキレが出て美味しくなる」という特徴を持ったビールです。そのため日本のように暑くジメジメした国で飲むのにピッタリ。
日本でピルスナーが大流行し、現在も日本人がピルスナーを愛し続けるのにはこの国ならではの理由があったのですね!

ピルスナーの美味しさはのどごし!

先述した通り、ピルスナーの最大の美味しさはそのキレのある「のどごし」です。
またアルコールは4〜5%と程良い数値なので、美味しい食事と一緒に楽しく飲めます。
爽快感のあるのどごしと、ほのかに香るホップの苦味は暑い中頑張る日本人の強い味方ですね!

よく聞く"ラガービール"との違いって?

よくある質問で、「ピルスナービールとラガービールって何が違うの?」というものがあります。確かにラガービールものどごしがいいというイメージがあるので、この疑問が生まれるのも納得ですね。

その答えは、簡単にいうと「ピルスナーはラガービールの一部」です!
ラガービールとは下面発酵と呼ばれる、低温で長時間発酵させる方法で造られるビールです。下面発酵は低温であるため雑菌が繁殖しにくく、品質を保ちながらの大量生産が可能です。大手ビールメーカーにラガーが多いのにはこのような理由もあるのですね!
また下面発酵は上面発酵に比べてキレのある味わいとなるのが特徴です。

つまり、ピルスナーは下面発酵で造られるラガービールという種類のうちの一部で、ラガービールの特徴である「キレ」の味わいが美味しいということです!

ちなみに上面発酵は「エール」という種類のビールに使用されます。

ヴァイツェン?IPA?クラフトビールはどう違う?

「なるほど!ピルスナーは下面発酵で醸造されるラガービールに分類されるビールでキレが特徴なのか!」と納得しピルスナーのクラフトビールを飲んでみようと思い立った筆者。
通販サイトを見ていると「IPA」「ヴァイツェン」「ペールエール」とどんどん新しい言葉が出てきました…

「クラフトビール種類多すぎ!何が違うんだー!」

そんな昔の筆者と同じ悩みを持つ読者様を救うべく、「押さえておきたいクラフトビール7種類」についての記事も投稿しています!
これを読めばクラフトビールの全てがわかる!

人気の今だから知りたい!クラフトビールの定義、種類、おすすめ銘柄を徹底解説!

ピルスナー発祥の歴史を解明!ピルゼン

ピルスナービールの発祥地は19世紀半ばのチェコ・ボヘミア地方。この地は遥か昔から世界最高峰クラスと言われる種類のホップ生産地として名を轟かせており、地域の人々のビール醸造への熱量もとんでもないものでした。その後ピルゼン市へラガービールの本場・ドイツのミュンヘンから「ラガー酵母」が持ち込まれ、下面発酵が行われるようになりました。
そして完成したビールの色は今ではお馴染みの黄金色。ミュンヘンのビールは黒ずんだ琥珀色なので、当時誰もが失敗作だと感じました。しかし飲んでみると

「キレッキレなのどごし!爽やかな苦味!美味すぎる!」

こうして「ゴールデン・ラガー」と呼ばれるビールが完成し、ピルゼン市の名前から「ピルスナー」と呼ばれるようになったのです。
ピルスナー完成には、発祥地・ボヘミア地方の人々のホップへの誇りとビール熱、そして国境を越える探究心があったのですね!

 

ピルスナーを美味しく飲むには?

ピルスナーのことを学んでいるうちにすっかりビールが飲みたくなってきてしまいましたね!
「今まで特に意識せず飲んできたピルスナーだけど、せっかくだから美味しく飲みたい!」

そんな声に応え、ここからはピルスナービールを120%楽しむための最高の飲み方を紹介していきます。

ピルスナーはしっかり冷やす!

冷えたビール

ピルスナービールのキレのあるのどごしを最大限楽しむための条件は「よく冷えていること」です。おすすめの温度は6〜9℃!冷蔵庫でしっかり冷やした缶ビールを常温のグラスに注ぐとこれくらいの温度になります。

「0℃近くまで冷やした方が美味しいんじゃないか?」という疑問もあるかと思いますが、実は冷やしすぎてしまうと泡立ちが悪くなりホップの香りが消えてしまうんです。さらにあまりにも過剰に冷やすとビールに寒冷混濁と呼ばれる濁りが生じてしまいます。
香りも見た目も美味しい黄金色のピルスナービールなのにそれはもったいないですね!

ピルスナーグラスを使う

レストランや居酒屋でビールを注文した時、こんなグラスでビールが運ばれてきたことはありませんか?

ピルスナーグラス

これはピルスナーグラスと呼ばれる、ピルスナービールを飲むのにピッタリなグラスです!
特徴は、底の方から飲み口側に向け直線的に広がっていく形で、この背の高さによってビールが勢いづききめ細やかな泡立ちが実現されます!
そのためキンキンに冷やしたビールをこのグラスに注げば「キレのあるのどごし・細やかな泡立ち・ほのかなホップの香り」の全てが楽しめます!

ビールの種類で適温は大きく変わる

ここまでの内容で「ビール冷やしたら美味しいなんて当たり前じゃん!それくらい知ってるよ!」と思われた方も多いと思います。
でも実はビールの種類によって適温は大きく変わるということをご存知ですか?

先述のようにビールには「ラガー」「エール」の2種類があります。どちらかというとラガーはのどごしが特徴なので、キレを磨くために冷やして飲むのが美味しい飲み方です。日本で流通する99%のビールがラガーのピルスナーなので、ビールは冷えている方が美味しいというイメージを持ちがちです。

しかしエールに分類されるビールはホップの香りが芳醇で、これを楽しめば美味しさが何倍にも膨れ上がります!そのためエールに分類されるビールの適温は比較的高めになっています。例えばヴァイツェンというビールでは10〜12℃、ペールエールというビールでは11〜14℃と、いつものキンキンのビールからは想像できないほどの適温が設定されています!

「ぬるめが美味しいビールってどんなビールなんだろう?」と気になっている方も最後におすすめビールを紹介するので是非見てみてください!

相性抜群!併せて食べたい脂っこい料理3選

ビールと言ったらやっぱりおつまみ!せっかくだからピルスナービールの旨みを引き出してくれる料理がいいですよね。ビールの種類ごとに合う料理は異なり、ビールと料理を合わせて美味しさを引き出すことをペアリングと言います。

ピルスナーに合う料理はズバリ「脂っこい料理」です!

その理由は、ピルスナーはキレのあるのどごしと爽やかな苦味が特徴なので、飲むたびに口の中をリセットできるから。普通なら飽きてしまう脂っこい料理の美味しさを無限に楽しみ続けることができます。

口の中が脂でベタベタになってしまうくらいが望ましい!ピルスナーとペアリングしたいおすすめ料理を紹介していきます。

①間違いない大定番・唐揚げ

唐揚げ

もうこれは言わずもがなですね。唐揚げは脂っこさ・食感・味の濃さの3点が勢揃いした、もはやピルスナーとペアリングするために生まれてきたような料理なのです。
それに加え材料も揃えやすく、油さえうまく使えれば調理も簡単な最高の料理です。
「おつまみ選びで失敗したくない」「簡単に最高のおつまみを用意したい」という方におすすめ!

②ジューシーもスパイシーも・ウインナー

ウインナー

意外とメインのおつまみにしたことがないかもしれないウインナー。ビールの本場・ドイツでよく食べられているイメージがありますね。
それもそのはず、ウインナーは唐揚げとはまた少し違った方向でピルスナーにぴったりなのです。パリッとした食感や中から溢れ出る肉汁をピルスナーで流し込む場面を想像するとよだれを出さずにはいられません!
普通のウインナーももちろん美味しいですが、スパイシーなものやド太いものなど変わり種を楽しむのも一興です!

③チェコ本場の味を楽しむ・ブランボラーク

ブランボラーク

引用:housefoods.jp

聞き慣れない名前の料理ですが、ピルスナーの発祥地・チェコの多くの人々に愛されている郷土料理です。簡単に説明するとじゃがいものパンケーキで、ニンニクの効いた味がクセになります!じゃがいもをすりつぶし具材を混ぜて焼くだけと簡単なのも魅力。
「ピルスナーを発祥地の味と一緒に楽しみたい!」という方は是非お試しあれ!

https://housefoods.jp/recipe/rcp_00004405.html

ピルスナーのクラフトビールならこれ!おすすめを紹介

いつも大手ビールメーカーの缶ビールで飲み慣れているピルスナー。でもここまで知識が増えると、いつもと少し違ったピルスナービールを試してみたくなりませんか?
クラフトビールではエール系のビールを造ることが多いですが、もちろんラガー系のピルスナーのクラフトビールにも魅力的なものはたくさんあります。
ここからはピルスナークラフトビールに挑戦する人に絶対おすすめしたい絶品3選を紹介していきます!

ピルスナー・ウルケル

ピルスナー・ウルケル

1842年に生まれたピルスナービールの元祖とも呼ばれるビールで、苦味・香り・甘みのバランスが最高です!時間は通常の3倍かかるが、濃厚な麦汁を抽出できるチェコの伝統製法「トリプルデコクション製法」を使っていたり、チェコ産の大麦、ホップ、軟水を採用したりするなど、こだわりが感じられる一品です。特徴的な透き通った黄金色を楽しむために是非グラスでお楽しみください!

 https://www.amazon.co.jp/dp/B07BF9LTZ6/ref=cm_sw_r_tw_dp_MRAEA5D5FSGY0TP5SADA

箕面ビール ピルスナー

箕面ビール

大阪・箕面にある人気クラフトビールメーカーのピルスナー。原料のホップの産地は発祥地チェコと、ビールへの熱量はまさにピルスナー発祥の時代の人々に負けないほどのもの!
低音でじっくり発酵・熟成を重ね、奥深い味わいとピルスナー本来の爽やかな苦味が絶妙にマッチしています。

https://store.minoh-beer.jp/products/detail/7

小樽ビール ピルスナー

 小樽ビール

日本中にファンを持つ小樽のクラフトビールメーカー至極の一品。発祥地・ピルゼンでピルスナーが醸造された時の製法にのっとり、当初の味わいと感動が再現されています!
フィルターを使うのではなく、自然に酵母が沈下するまで熟成するという時間をかける製法を採用しており、ピルスナーへの並々ならぬ熱量がひしひしと伝わってきます。ピルスナーの中でも特に爽快感が強いビールとなっています!

https://otarubeer-store.company.site/

番外編・普段と違うビールを飲むならIPAもおすすめ!

「普段と違うビールを飲む」ということで、ピルスナーを一度離れ別ジャンルのクラフトビールに挑戦するのもとても面白いですよ!
特におすすめしたいのがIPA(アイピーエー)です。「インディアペールエール」と呼ばれ、かつてイギリスがインドにビールを持ち込む際に大量のホップを使用して作ったペールエールが由来となっています。
大量のホップが生み出すコクのある苦味と芳醇な香りが魅力で、ぜひ「ぬるめ」で楽しみたいビールです!

YOROKOBI

今回ご紹介する「HEAVEN TRIP」(Hazy IPA)は会議を重ねIPA愛好家の意見やリクエストを取り入れた至高の一品となっています。
こちらはIPAの中でもHazy IPAと呼ばれる「濁り」が特徴の派生系に分類され、ホップの香りはそのままに苦味も優しく口当たり滑らかなビールです。そのため「普段はラガー系のピルスナーだけど、エール系ビールの美味しさも知りたい!」や「IPAが気になるけど飲んだことがない!」という方に特におすすめできます!

YOROKOBI

アルコール度数は7%と若干高めですが、食後にゆったりとチルな気持ちを味わえるようなフルーティさとジューシーさを兼ね備えた味に仕上げています。
1杯で「逝っちゃう」くらい満足できるビールになっていますので、気になる方はぜひ試して見てください。
一般販売は11月ごろを予定していますが、makuake先行販売も行われますのでぜひチェックしてみてください!

■makuake
https://www.makuake.com/project/yorokobibrewery/

■公式通販サイト
https://yorokobi.me/

まとめ

今回はピルスナーについて味わいや発祥、おすすめの飲み方などをまとめました!
古くから日本人に親しみのあるピルスナーですが、改めて知ることで日々飲むビールにも新たな発見があるかもしれませんね!
ピルスナーのクラフトビールも本当に多種多様ですのでぜひ広く挑戦してみてください!